菊次郎与早纪

  • 剧情
  • 陣内孝則 室井滋 塚本高史
  • 共9集  |  每集 45分钟
  • 昭和30年代の初め、東京の下町・足立区梅島で北野一… 昭和30年代の初め、東京の下町・足立区梅島で北野一家は暮らしていた。気が小さいくせに酒を飲んでは暴れるペンキ職人の父親・菊次郎(陣内孝則)、働き者で人一倍教育熱心な母親・さき(室井滋)、菊次郎の義母で元娘義太夫の花形だったうし(草笛光子)、高校生の長女・安子(市川由衣)、中学生の次男・大(村上雄太)、そして三男坊で小学五年生の武(桑原成吾)の一家6人が、貧しくも明るく騒がしい日々を送っていた。 近所に武の担任・藤崎先生(西島秀俊)の住むアパートがあり、先生の隣の部屋に北野家の長男で新婚の重一(賀集利樹)と妻・久美子(京野ことみ)が入居していた。 “貧乏から逃れるのは教育しかない”と言うのが北野家の実権を握っているさきの持論で、従順な安子や大は母親に命じられるまま勉学に励んでいたが、武だけは野球大好き、勉強大嫌いという母親泣かせの存在だった。 そのため、隙あらば遊びに行こうとする武と、押さえつけてでも勉強をさせようというさきの攻防が毎日のように繰り広げられていた。そんなある日、菊次郎が魚の形をした刺身皿を買ってくる。本人は備前焼の掘り出し物だと大威張りだが、さきは激怒する。まるで家計を省みず、ガラクタばかり買い漁ってくる夫に本気で腹を立ててしまったのだ。だが菊次郎はどこ吹く風、皿に盛る刺身を買って来いと武に言いつける始末で、さきの怒りはつのるばかりで。(第1話)

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